DENTIST CARE

歯周病菌、1日で抑える殺菌水やレーザーで

歯が抜ける危険性が高まるだけでなく、心臓病や糖尿病、肺炎など全身の病気とも関連し、治療の重要性が強調されるようになった歯周病。専門的処置には時間がかかるが、医療機関の中には、殺菌力のある電気分解水やレーザーを使い、口腔内の歯周病菌を抑える初期治療を原則1日で行うところもある。
 歯周病は、口内の数百種の細菌や、細菌が出す物質が歯に付着した歯垢、これが変化した歯石が原因となって起きる。バイオフィルムと呼ばれる細菌の集落や歯石は、歯ブラシだけで除去するのは難しく、専用の器具や薬剤を使った処置を歯科で受ける必要がある。『歯科用超音波スケーラー
 器具の先端が歯肉に触れるなどして痛みを伴うこともあるため、麻酔をする場合も多く、歯全体のケアには通常、数回の受診が必要だ。
 患者の負担を減らせないかと、東京再生医療センター (千代田区)の歯科医師、崔昌植さんが約1年半前から取り組むのが、殺菌水とレーザーを併用する方法。『マイクロスコープ
 殺菌水には、食塩を添加した純度の高い水を電気分解してつくる高濃度の次亜塩素酸水を使用。「強い殺菌力でバイオフィルムが溶け、中の細菌も不活性化する」と崔さん。プールのようなにおいがするが、濃度は食品添加物法の基準範囲内で、水道法の基準も満たしているという。 
 
This website was created for free with Own-Free-Website.com. Would you also like to have your own website?
Sign up for free