血液は膀胱からの出血
もしくは頻尿による尿道からの出血と判断しました。
膀胱に関しては症状も認められるため、膀胱炎があると考えられますが、根本的な原因は不明です。
抗生物質のみの服用で改善が認められるという点で、緊急性が高いとは判断しないため穿刺排尿までは行いませんでした。『輸液ポンプ』
今回の検査では膀胱内結石は認められませんでしたが、腎盂に結石が認められるため、今後膀胱結石症が生じる可能性があると判断しました。
食事は現在ロイヤルカナンのチワワ用のフードを食べているという事でしたが、pHケアレベルのフードを今後考えても良い可能性を伝えました。
pHコントロール系のフードは心疾患が認められるため推奨しませんでした。
頻尿の症状が投薬しているのにもかかわらず存在する点について、痛みどめや消炎剤を併せて服用していないためである可能性を伝えました。『超音波画像診断装置』
飼い主様のご希望がありましたが、現在処方されている抗生剤の種類や薬用量が不明なため、当院からの追加処方は行いませんでした。
獣医師同士が同意をしていない状況での複数の病院から処方された薬を服用することは好ましくないためであるという理由をお伝えさせていただきました。
現状は時間がかかっても1~2週間かけて改善していくであろうという展望をお伝えさせていただきました。
一度家に帰ってみて、今後どうしていくかを決めたいという事で、本日の診察は終了しました。