口元の改善と歯並びの改善はあくまでも別個と考えてよいです
タイプ別に整理してみると
A:歯並びがもともと悪くなくても、口元の改善をしたい患者さん
B:歯並びも悪く、口元の改善も希望されている患者さん
AでもBでも上記の症状を改善する場合は主として抜歯を伴った歯列矯正治療は必須といえます。
ここの部分で歯並びは改善するけど、口元の改善は妥協するなら、抜歯を伴う必要がない場合もございます。『歯科用品』
しかしながら、症状が重篤なガタガタであり、かつ口元の改善が必要な場合は外科矯正が必要な場合もあります。
矯正治療自体は一般的なテクニックでカバーできるのですが、このような症状をおもちの場合は舌が大きい人の割合が高いです。
つまり、口元を引っ込める→口の中の容積が小さくなる→舌の大きさは従来と変わらないので舌にとっては窮屈となる
結果的には発音しずらかったり、舌をよく噛んでしまうことなどが生じてしまうこともあります。
上記のようなことをできるだけ避けるためには、舌のトレーニングをする必要がございます。
簡単に言えば、舌は筋肉で出来ています。筋肉トレーニングをすることによって、舌を引き締めます。その結果舌の体積も小さくなるのです。『マイクロスコープ』
筋肉トレーニングをやった経験のある人なら理解できると思いますが、トレーニングって楽しくないですし、とても地味です。つまり、美しくなった自分をキープするために努力をしつづけることが必要なのですが、すべての人が出来るかどうかはなんともいえません。
それでは症例です